実践編~(1)高音で太い声を出すにはどうしたらいいか。よく巷では「声をつぶす」といいますね。 そして実際に声をつぶしてしまった人も多い。 これは全くのナンセンスだ。 これで歌をやろうという気が知れない。 ピアニストで言うなら 指をなくすようなものだ。 それだけ「声」は大事なのに 当たり前すぎてなおざりにされている。 なぜこのような結果を招くのか。 一つに、歌を唄うこと自体が 単なる物真似になってしまっているからだ。 本来の自分の声を無視して 憧れのアーティストになりきろうとする。 はっきり言っていくら真似したところで その人にはなりえない。 当然のことだ。 ハスキーな声がいいかもしれないが 自分がそれを持ったとして、 はたして自分の歌が唄えるのだろうか。 そんな労力を使うよりも よっぽど技術を磨いたほうがいい。 誰でも、 自分なりの太い声を持っている。 ただ、日本人はその出し方を知らないだけだ。 日本語の発声がそれを困難にしているのも事実だ。 そのギャップを少しでも 縮める努力が必要である。 ここで発声以前の 基本的トレーニングメニューを紹介しよう。 ★★★メニュー★★★ 1.準備体操 2.ランニング 10~20分 体調その他加味して調節 3.犬のまね 犬がハアハアと息している状態(鳴きまねでない) 3分間 3.3分間まじめに思いっきり大声で笑う ★★★★★★ 以上のメニューを毎日やろう。 1ヶ月もすればある程度声の下地が出来るはずだ。 で、そこで気が緩んで やめてしまう人がいるが、 基本メニューはやめてしまったら意味が無い。 歌に関して 1日休んだら3日元に戻ることを知っておこう。 暗記ものの勉強ではないから ”覚えだめ”なるものは通用はしない。 地道にやるしかないのだ。 そしてやり続けたものだけが 到達できるレベルがあるのだ。 いきなり声をだすことはやめて、 自分の声をいたわり、 本来の魅力ある声を取り戻そうではないか。 ジャンル別一覧
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